韓国のキアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は10月24日、2014年第3四半期(7-9月)の決算を明らかにした。
同社の発表によると、第3四半期の売上高は、11兆4150億ウォン(約1兆1415億円)。前年同期に対して、1.9%の減収となった。
また、第3四半期の純利益は、6570億ウォン(約657億円)。前年同期に対して、27.2%の減益となっている。
大幅な減益となった背景には、ウォン高の影響がある。キアは親会社のヒュンダイモーター(現代自動車)とともに、海外での販売比率が高いが、韓国国内での生産比率も高い。そのため、輸出市場、とくに主力の米国市場での採算が悪化した。
2014年第3四半期のキアの世界新車販売は、71万1833台。前年同期比は13%増と伸びている。