【マイクロソフトカンファレンス14】Surface Pro 3と「Office 365」による仕事の省力化を実演

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日本マイクロソフト 代表執行役 社長 樋口 泰行氏
  • 日本マイクロソフト 代表執行役 社長 樋口 泰行氏
  • 樋口氏いわく、“BIの民主化”を実現するツールが「Power BI for Office 365」
  • 同社のOffice365、Power BI、DynamicCRMを連携させ、クラウドによって営業力を強化
  • 日本マイクロソフト 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇資哲氏
  • 出店計画のデモその1。出店候補地の写真を撮り、敷地や商圏の評価をタブレットで入力
  • 出店計画のデモその2。撮影した写真とロケーションが表示されるので便利。周囲に何があるのかという情報も分かる
  • 出店計画のデモその3。Office365のExcelによって、緯度経度、敷地の広さや視認性などの詳細情報を管理
  • 出店計画のデモその4。不明な情報があれば、撮影担当者を直接ビデオ会議に呼び出して出店計画を検討できる
 マイクロソフトは23日と24日の両日、ザ・プリンスパークタワー東京において、「The Microsoft Conference 2014」を開催した。初日に行われた日本マイクロソフト代表執行役社長、樋口泰行氏による基調講演の模様(中編)をお伝えする。

 樋口氏は、生産性向上のソリューションとして、5期連続で3桁成長、売上高5.5倍と好調な「Office 365」について触れた。Office 365が追求するものは、いつでもどこでも同じ生産性を担保し、全社的に知恵を活用でき、外部変化に迅速に対応することだ。
さらに同氏は「使い慣れたExcelでデータ分析と可視化を実施し、Office 365でコラボレーションが行える“Power BI for Office 365”を使えば、現場の人がすべてデータサイエンティストになり、“BIの民主化”を実現する」と説いた。

 これらに加え、「Microsoft Dynamics CRM」を連携すれば、さらにクラウドで営業力がアップする。「CRMで構築したデータをPower BI for Office 365で可視化し、経営ダッシュボードもつくれる。営業案件のやり取りが自動的にCRMに反映される。何か不明な点があれば、Lyncで担当者に即座にコンタクトできるので、生産性がトタールに向上する。また企業内情報共有ツールのYammerを利用することも可能だ」(樋口氏)。

 ここで再びエバンジェリストの西脇資哲氏が登場し、これらのソリューションとSurface Pro 3のみを使って、実際にどのようにワークスタイルが変化し、生産性が上がるのか、具体的なデモを行った。

 デモでは仮想業務として出店計画を再現。まずタブレットを持って、敷地調査を開始し、出店候補地の写真を撮り、敷地や商圏の評価をタブレットで入力。この時点でクラウド上(Office 365)にデータがアップされる。

 データ集計、レポーティングもOffice365のExcel上で簡単に行える。こちらはマウスとキーボードで入力したほうが便利だ。クラウド上の画像一覧を表示させ、その中から敷地を選定。ワンクリックで写真の撮影者をビデオ会議に呼び出し、お互いに遠隔操作によって出店計画を練ることも可能だ。

 資料が完成したら、Yammerで関係各所にSNSで情報を共有する。次にDynamics CRMに切り替えて案件情報を更新し、最後にProject Sienaのタッチ操作で、プレゼン用の提案書を作成していく。西脇氏は「このような一連の作業はiPadでも行える。1つのデバイスでどんな業務でも可能だ」と強調した。

 このように、さまざまなツールをシームレスに連携させて生産性を一層向上できることがWindowsタブレットの強味だ。ここで樋口氏は、早朝勤務を実施したり、女性の活躍を真剣に考える伊藤忠商事の事例について紹介した。同社は、Office365、SharePoint、Yammerなどを導入し、社外でも社内と同じように仕事ができるテレワークを推進。産休を対象にした社員のコミュニティでは、Yammerが活躍しているという。

 テレワークに関しては、日本マイクロソフトも東日本大震災を機に推進しているそうだ。この10月には「テレワーク推奨強化週間2014」(10月27日-31日)を開催し、26のビジネスパートナーやエンドユーザーとバーチャル会議を実施する予定だ。

【The Microsoft Conference 2014】Surface Proとクラウド・ソリューションで、出店計画の一連業務を網羅!

《井上猛雄@RBB TODAY》

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