17日午後2時45分ごろ、東京都稲城市内の市道で、徒歩で横断歩道を渡っていた6歳の男児に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男児は意識不明の重体。警察はクルマを運転していた53歳の男を現行犯逮捕している。
警視庁・多摩中央署によると、現場は稲城市矢野口付近で車線区別の無い幅員約6mの直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。6歳の男児は下校中で、徒歩で横断歩道を渡っていたが、左方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。
男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体。警察はクルマを運転していた53歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。
現場は見通しが若干悪い交差点。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。