トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは10月13日、欧州における累計生産台数が、今週中にも900万台に到達すると発表した。
トヨタが欧州で現地生産を開始したのは、1971年。ポルトガル工場において、『カローラ』の生産を開始したのが始まりだった。
累計生産900万台は、生産開始から43年で打ち立てる記録となる。現在では、欧州7か国に工場を構え、累計投資額は80億ユーロ以上に達する。
欧州7か国の工場は、6つの車両組み立て工場と、3つのパワートレイン工場で構成。欧州で販売されるトヨタ車の3台に2台は、欧州現地生産車となっている。
トヨタモーターヨーロッパのDidier Leroy社長兼CEOは、「需要のある地で現地生産を行うのは、トヨタの長い伝統。今後も欧州での生産を続けていく」とコメントしている。