2014年のF1第16戦ロシアGP。初開催となるソチ・アウトドローモサーキットで11日、公式予選が行われ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが今季7度目となるポールポジションを獲得した。前戦の鈴鹿GPで負傷したビアンキの回復を願い、マルシャF1チームは1台での参戦を決定。出走全21台でスタートしたQ1。鈴鹿で予選4番手を獲得したフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が燃料系のトラブルで脱落する。ケータハムから参戦の小林可夢偉は、チームメイトのマーカス・エリクソンには及ばなかったものも1分43秒166で19番手を獲得した。Q2では王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が姿を消す大波乱。鈴鹿でレッドブルからの離脱を発表したベッテルだが、明日の決勝は11番手からのスタートとなる。一方、地元凱旋となったトロロッソのダニール・クビアトは嬉しいQ3進出を決め地元ファンを湧かせた。運命のQ3。鈴鹿GP同様、メルセデスAMGのチームメイトバトルとなった第3ラウンドを制したのは、前戦優勝のルイス・ハミルトン。今季7度目のポールポジションを獲得した。2番手にはニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、3番手にはバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が入り、地元ロシア出身のダニール・クビアト(トロロッソ)は5番手を獲得。嬉しい自己最高位を獲得した。F1 ロシアGP 公式予選結果1.ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)2.ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)3.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)4.ジェンソン・バトン(マクラーレン)5.ダニール・クビアト(トロロッソ)6.ケビン・マグヌッセン(マクラーレン)7.ダニエル・リチャルド(レッドブル)8.フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)9.キミ・ライコネン(フェラーリ)10.ジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)・・19.小林可夢偉(ケータハム)