三菱電機と米インテルは、次世代ファクトリーオートメーション(FA)システムの開発などで協業すると発表。
マレーシアのインテル半導体製造施設において、予防保全ソリューションを試験的に導入しており、両者が協力することでFAシステムの進化加速につながることが見込まれている。
インテルによると、マレーシアの製造工場で実施したデータの収集、分析に関する実証実験において、モノのインターネット(IoT)関連の製品や技術を利用することで、900万米ドルのコスト削減につながった。
今回の協業を通じて、両社のノウハウ、資源、技術を持ち寄る。インテルのIoT技術と三菱電機のe-F@ctoryソリューションを組み合わせることで、障害予測などの革新的な機能を提供し、工場の生産性を高めることを目指す。予防保全ソリューションを2015年までに商品化する。10月に開催される「IoT Japan」展示会場でデモを行う予定だ。