ホンダは17日、栃木県のツインリンクもてぎにおいて、コレクションホール所蔵マシンの走行確認テストを行った。
1984年の世界GPにおいてホンダはV型4気筒を搭載する主力マシン『NSR500』を投入。しかし成績が安定せず、エースライダーのフレディ・スペンサーはコースによってV型3気筒のNS500とNSR500を使い分けレースを闘った。
NS500は前年の1983年にタイトルを獲得したマシン。熟成の進んだNS500は、スペンサーとランディ・マモラの手によりそれぞれが2勝を挙げた。
しかし、ライバルの4気筒マシンを凌駕するほどのパワーは得られず、1985年からは主力マシンの座をNSR500に譲ることとなった。