東洋ゴム工業は、豪州子会社が、9月19日から西オーストラリア地域で開催されているオフロードレース「オーストラジアンサファリ 2014」に参戦中のいすゞ自動車・現地チームに対し、オフロードタイヤを供給していると発表した。
オーストラジアンサファリは、砂漠や山岳地帯などの悪路を走破する「ラリーレイド」と呼ばれ、アウトバックにコースを設定。総走行距離約3500kmを7日間で走破することから、「ダカールラリー」に匹敵する過酷なオフロードレースといわれている。
Isuzu Motorsportsチームは、同大会で5回の優勝経験を持つエースドライバー ブルース・ガーランド選手が率いるトップクラスのオフロードレースチームで、東洋ゴムは2011年より、同チームに対してタイヤサポートを行なっている。
同社が供給する「OPEN COUNTRY M/T」は、砂漠や泥濘地、森林地帯の砂利道など、タイヤに大きな負荷がかかるオフロードにおいて、高いトラクション性能を発揮。有力チームに供給することにより、同製品の高いパフォーマンスと商品ブランドを訴求する。
また、昨年に引き続き、主催者が使用する大会運営車両にもタイヤ供給を行い、円滑な大会運営を支援する。