プロドゥア、低燃費車「アジア」を発表…国産初、燃費21.6キロを達成

ダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は15日、国産初の低燃費自動車(EEV)、「アジア(Axia)」を発表した。発表式典にはムヒディン・ヤシン副首相らが出席した。

エマージング・マーケット 東南アジア

ダイハツ系のプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は15日、国産初の低燃費自動車(EEV)、「アジア(Axia)」を発表した。発表式典にはムヒディン・ヤシン副首相らが出席した。

予約受付は15日から開始しているが、一日当たり500~600台の予約を受けており、累計ではすでに1万3500台に達している。排気量は1リットルで、燃費は1リットルあたり最大21.6キロメートルを達成した。燃料タンクの容量は33リットルで、レギュラーガソリン「RON95」を満タンにした場合、クアラルンプール(KL)とペルリス州カンガーまで補給無しで走破できるという。

95%の部品が国内で調達されており、価格は2万4,600リンギ-4万2,530リンギに抑えた。「スタンダードE」、「スタンダードG」、「スペシャル・エディション」、「アドバンス」の4つのバリエーションとボディカラー8色を用意。セランゴール州ラワンに新設されたプロドゥアの新工場で製造される。

アミナル・ラシド・サレー最高経営責任者(CEO)は、下から2番目の「スタンダードG」が予約全体の半分を占め売れ筋になっていると指摘。「アジア」発売により、現在28.8%を掌握している市場シェアが30%に高まることを期待していると述べた。

伊藤 祐介

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