世界選手権モトクロス第17戦・メキシコGPが9月14日、レオン・サーキットで開催され、マキシミリアン・ナグル(ホンダ)は、レース1で優勝。さらにレース2でも4位に入り、今大会の総合2位を獲得した。ナグルは耳の感染症から回復したばかりで、胃の不調も治療中という状況だったが、レース1ではそれを感じさせない好調ぶりを発揮する。1周目でケビン・ストライボス(スズキ)を抜き去り、序盤からリード。快調なペースを刻んでレースを進める。残り2周でストライボスに差を詰められたが、約1秒の差をつけて逃げきり、優勝を飾った。シーズンの最終戦となったレース2でも、ナグルは序盤の上位争いに加わる。18周のレースで、ゴーチェ・ポーリン(カワサキ)にかわされた12周目までトップを快走。ストライボスと激しい3位争いを繰り広げ、4位でフィニッシュした。これにより、今大会の総合ポイントではポーリンと並んでトップだったが、同点の場合にはレース2の成績上位者が総合順位で上位となる規定により、総合2位で最終戦を終えた。■第1レース1位:マキシミリアン・ナグル(ホンダ)2位:ケビン・ストライボス(スズキ)3位:アントニオ・カイローリ(KTM)4位:ゴーチェ・ポーリン(カワサキ)5位:ジェレミー・ファン・フォルベーク(ヤマハ)6位:ショーン・シンプソン(KTM)■第2レース1位:ゴーチェ・ポーリン(カワサキ)2位:アントニオ・カイローリ(KTM)3位:ケビン・ストライボス(スズキ)4位:マキシミリアン・ナグル(ホンダ)5位:ジェレミー・ファン・フォルベーク(ヤマハ)6位:トミー・サール(カワサキ)■ポイントランキング1位:アントニオ・カイローリ(KTM)747P2位:ジェレミー・ファン・フォルベーク(ヤマハ)628P3位:ケビン・ストライボス(スズキ)572P4位:クレメン・デサール(スズキ)484P5位:スティーブン・フロサード(カワサキ)419P6位:マキシミリアン・ナグル(ホンダ)400P
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