NTN、超小型モビリティを磐田市の実証事業に貸与…インホイールモーターシステム搭載

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NTN、インホイールモーター搭載の超小型モビリティを磐田市に貸与
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NTNは、独自開発「インホイールモータシステム」を搭載した2人乗り超小型モビリティを、静岡県磐田市に貸与し、9月11日から実証事業を開始した。

磐田市は、次世代自動車などへの転換を見据えた新たなビジネススタイル創出、市内企業などの技術開発促進、地域力の向上を目指している。今回、この一環として、NTNが開発したインホイールモータを搭載した超小型モビリティ1台を同市と静岡県が連名で国土交通省中部運輸局に申請。今回、静岡県内初となる超小型モビリティの認定を取得した。

車体は磐田市内でEVの開発を行っているタジマモーターコーポレーションが製作した。

認可車両は、県と市の公用車として活用されるほか、磐田新産業創出協議会の会員企業へ貸与する。2016年9月まで約2年間にわたって磐田市内を中心に実証走行する予定。

超小型モビリティは、軽自動車よりコンパクトで、地域の手軽な移動手段となる1~2人乗りの車両。人口減少や高齢化社会に伴い、新たな交通手段として期待されており、NTNは2013年10月、日本初となるインホイールモータ搭載超小型モビリティ5台を三重県伊勢市に貸与して、実証事業を展開している。

今回、磐田市に車両を貸与し、様々な場面で活用してもらい、インホイールモータの性能検証や評価に役立てる計画。

《レスポンス編集部》

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