東京都港湾局は、外航客船「アムステルダム」が10月5日に東京港晴海ふ頭に初入港すると発表した。
「アムステルダム」は、140年以上の歴史を持つホーランドアメリカラインが運航する、プレミアムクラスのクルーズ客船フラッグシップ。
全長は238メートル、全幅32メートル、総トン数が6万2735トン。乗客定員は1380人。船内はロングクルーズに適したゆったりとした客室と、吹き抜けのロビーの重厚な装飾が特徴。
今回は78日間にわたるシアトル(アメリカ)発の太平洋・極東ロングクルーズの一環として、10月5日に東京港へ入港、1晩停泊し、翌10月6日には東京港を出港する。その後はアジアやオセアニアの各港を巡りながら、最終目的地であるサンディエゴ(アメリカ)を目指す。
晴海客船ターミナル3階送迎デッキからクルーズ客船を間近に見学できる。入港時には、東京消防庁臨港消防署による歓迎放水、和太鼓による歓迎演奏、出港時にはブラスバンドによる歓送演奏を行う。
東京港出港後は、長崎港に向かう。