【マツダ デミオ 新型発表】チーフデザイナー「走りの骨格を造りたいと考えた」

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マツダ デミオ 新型
  • マツダ デミオ 新型
  • マツダ商品本部 土井進 主査(左)とデザイン本部 柳澤亮 チーフデザイナー(右)
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  • マツダデザイン本部 柳澤亮 チーフデザイナー
  • マツダ商品本部 土井進 主査
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マツダは9月11日、7年ぶりに全面改良した新型『デミオ』の予約販売を開始した。独自の低燃費技術SKYACTIVおよび、『CX-5』から始まった魂動デザインを全面的に採用しているのが特徴。

チーフデザイナーを務めるデザイン本部の柳澤亮氏は「新型デミオでやろうとしたのは、主流のコンパクトカーとは一線を画す、走りの骨格を造りたいと考えた」と語る。

具体的には「フロントウィンドウを後ろに下げることによってキャビンをコンパクトにしている。そのコンパクトなキャビンがボディの後ろ側に配置されることで走りの骨格を造っている。そうすると我々が大事にしているスカイアクティブのエンジンをしっかりと主張しつつ、コンパクトなキャビンで走りを楽しむ空間になっている。無駄に広いだけの空間ということではなくて、適度な包まれ感をもって、走りを楽しめるようにした」と説明した。

また開発担当主査を務める土井歩氏は「やはり日本のコンパクトカーは、居住スペースが広いとか荷室が効率的に積めるということをアピールしている車が非常に多い。実はデミオの初代や二代目がそういう方向でやって、いつのまにかそれが主流になり、コンパクトカーの常識にある意味なってしまっていた。我々はやはり走りで楽しく、スタイリッシュで格好良いという方向にいきたいと考えた」と語る。

さらに土井氏は「先代のデミオと比べても狭くはなってないが、見た目狭く感じるのは実はその通り」と認めつつも、「ただ、既存のデミオのお客様から不満が出てはいけないので、後席の居住性、荷室は割り込まないということを開発目標にし、かつカタログ上はなかなか難しいが使い勝手の面で、例えば乗り降りの際の頭の抜きだとか、荷物の積みやすさというところで改善をしている」とも話した。

《小松哲也》

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