スウェーデンの高級車メーカー、ボルボカーズが8月27日、欧州で発表した新型『XC90』。新型のラインナップの頂点に立つのが、プラグインハイブリッド車(PHV)となる。
新型XC90のパワートレインは、全てボルボカーズの新世代エンジン、「Drive-E」。最上級グレードの「T8」に搭載されるのが、プラグインハイブリッド・パワートレイン。
このパワートレインは、「ツインエンジン」を名乗る。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは、ターボとスーパーチャージャーでダブル過給。このエンジンが前輪を駆動し、最大出力80psのモーターが後輪を駆動する4WDとなる。
PHVシステムはトータルで、最大出力400ps、最大トルク65.3kgmを引き出す。EVモードでは、最大約40kmのゼロエミッション走行が可能。その効果もあり、CO2排出量は、およそ60g/kmに抑えられる。
ボルボカーズは、「新型XC90では、パワーと燃費を比類なきレベルで組み合わせた」とコメントしている。