【DIYショー2014】タワー陳列やデジタルサイネージ活用で店舗づくりも支援…エンパイヤ自動車

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カーアクセサリ・用品卸のエンパイヤ自動車
  • カーアクセサリ・用品卸のエンパイヤ自動車
  • タワー陳列
  • デジタルサイネージを利用した商品ポップ
  • バーコードを読み取り、専用コンテンツを再生
  • プライベートブランドのオイル
  • タイヤチェーンもプライベートブランドで出している
  • ワイパー交換の実演

「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2014」(DIYショー)は、一般のDIY愛好家だけでなくホームセンターや量販店、バイヤーなど業者も対象とした見本市だ。自動車関連では、カーグッズやパーツの卸業者もいくつか出展している。

そのひとつエンパイヤ自動車は、扱い商品を実店舗のように並べたブースを展示している。ホームセンターなどのカー用品コーナーそのものの作りで、エンドユーザーには個別商品の説明を行いながら、業者向けには展示方法や効果的な売り方などの相談にも乗っている。

たとえば、建物の柱を利用した「タワー陳列」では、芳香剤を柱の下から天井まで商品を並べていた。もちろん上の商品は手が届かないが、カラフルな芳香剤やアクセサリをきれいに並べることで、店内を明るく見せたり、賑わいを演出することができる。コンクリートむき出しの柱や構造物を利用した展示方法だという(経営企画室長 取締役執行役員 上橋敦氏)。

また、デジタルサイネージを利用した商品説明ツールは、商品のバーコードを読み取って、その商品のコンテンツをオンデマンドで再生する。展示ではワイパー売り場を模したコーナーの説明に利用していた。カーショップや量販店では、小型のモニターや液晶ディスプレイに説明動画を流しっぱなしにしていることが多いが、このサイネージでは、顧客が興味を持った商品の個別の説明や専用コンテンツを再生できる。

説明コンテンツが固定ではないので、キャンペーンへの応用や多品種を展示する棚での効率的なPRも可能だ。

《中尾真二》

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