優勝はディクソン(#9 Chip Ganassi Racing/シボレー)で今季2勝目。2~4位にはホンダ勢が並び、2位はライアン・ハンターレイ(#28 Andretti Autosport)、3位がシモン・パジェノー(#77 Schmidt Peterson Motorsports)だった。4位琢磨の後方は、5位がファン・パブロ・モントーヤ(#2 Team Penske/シボレー)、6位がジョセフ・ニューガーデン(#67 Sarah Fisher Hartman Racing/ホンダ)。
注目のドライバーズチャンピオン争いは、ポイント首位のウィル・パワー(#12 Team Penske/シボレー)が、レース前半はポール発進から絶好調の流れ。しかし、中盤のフルコースコーション明けで集団のなかにいた際に単独と思われる状況でスピンを喫し、大きく後退、最終順位は10位だった。一方、追うエリオ・カストロネベス(#3 Team Penske/シボレー)は今回、ツキも精彩もない展開に終始し、18位。両者のポイント差は51点となった。レース距離500マイルのオーバル戦である最終戦はダブルポイントで、優勝が100点。インディカーの場合は決勝順位以外にもラップリード等に関するボーナス得点があるが、パワーが断然有利なポイント状況で最終局面を迎えることとなった。