マツダの欧州部門、マツダモーターヨーロッパは8月14日、ケビン・ライス氏を9月1日付けで、デザインディレクターに指名すると発表した。
ケビン・ライス氏は英国出身で、現在50歳。BMWなどの欧州ブランドで経験を積んだ後、マツダに入社。1990年代の5年間、ドイツのマツダの欧州R&Dセンターに勤務した。
その後、他社に在籍した後、2013年秋、欧州R&Dセンターのクリエイティブディレクターとして、マツダに復帰している。
ケビン・ライス氏の前任のピーター・バートウィッスル氏は、マツダヨーロッパに26年勤務したところで、退職する。同氏は1988年、マツダに入社。「魂動」デザインの開発に大きな役割を果たした。
マツダモーターヨーロッパのジェフ・ガイトン社長は、「ピーター・バートウィッスル氏のデザインと自動車に対する情熱に感謝したい。ケビン・ライス氏が、ピーター・バートウィッスル氏の流れを受け継ぐことになるだろう」と語っている。