三菱の米国新車販売、21.4%増… RVR が過去最高 7月

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三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)
  • 三菱アウトランダースポーツ(日本名:RVR)
  • 新型三菱 ミラージュ の米国仕様
  • 三菱・アウトランダー(北米仕様)

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは8月1日、7月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は6349台。前年同月比は21.4%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

6349台の内訳は、乗用車が前年同月比47.7%増の2788台と、5か月連続で増加。セダン系の車種整理を進めていた影響から抜け出して、増加傾向が続く。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比6.5%増の3561台と、2か月ぶりの前年実績超え。

SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復。7月は、2010年の発売以来、過去最高となる2610台を売り上げた。前年同月比は23.5%増と、2か月ぶりに増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきた。

また、新型を2013年6月に投入した『アウトランダー』は7月、951台を販売。前年同月比は25%減と、2か月連続のマイナス。一方、2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』は、月販記録としては過去2番目に多い1593台と、引き続き好調。

2014年1-7月の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年同期比28.9%増の4万6021台。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン営業担当取締役は、「1-7月のほぼ29%の伸びは、中核モデルの販売好調のおかげ。これは2015年モデルの発売に向けて、良い兆候」と語っている。

《森脇稔》

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