日暮里・舎人ライナー、9月ダイヤ改正で増発

鉄道 行政
日暮里・舎人ライナーは開業以来6回目となるダイヤ改正を9月1日に実施する。利用者の増加にあわせて増発する。
  • 日暮里・舎人ライナーは開業以来6回目となるダイヤ改正を9月1日に実施する。利用者の増加にあわせて増発する。
  • 夕日を浴びながら隅田川を渡る日暮里・舎人ライナーの列車。

東京都交通局は8月1日、日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を9月1日に実施すると発表した。ラッシュ時を中心に運転本数を増やす。

平日は朝ラッシュ時は見沼代親水公園発の増発を実施。6時台が現在より2本多い15本、7時台が1本増の16本、8時台が2本増の16本になる。夕方から夜間にかけても日暮里発の運転本数を増やし、16・18・20時台は各時間帯とも1本多い12本に。22時台は2本多い10本、23時台は2本多い9本、0時台は1本多い6本になる。

土曜・休日は増発と初発時刻繰上げを実施。早朝の見沼代親水公園発は5時台が2本増えて6本、6時台が3本増えて10本になる。日暮里発は深夜の23時台のみ1本増やして8本にする。このほか、日暮里5時40分発の見沼代親水公園行きは2分繰り上げて5時38分発に、舎人公園5時44分発の見沼代親水公園行きも4分繰り上げて5時40分発になる。

日暮里・舎人ライナーは日暮里(東京都荒川区)~見沼代親水公園(足立区)間9.7kmを結ぶ新交通システムで、2008年3月30日に開業。2008年度の輸送人員は1786万4000人だったが、2012年度は2285万人まで増えた。増発を目的としたダイヤ改正も過去5回行われており、9月のダイヤ改正で6回目になる。

《草町義和》

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