東燃ゼネラル石油は、2016年を目途に実施される電力の小売参入の全面自由化を見据えて、電力事業に参入すると発表した。
8月1日付で社内に「電力事業部」を設置して、電力事業開始に向けた準備を開始する。
同社はこれまでも、工場の自家発電設備からの電力を、特定規模電気事業者向けに供給してきた。今後、電力事業を、中期経営計画の中で掲げた成長戦略の一つとして位置づけ、競争力のある電源開発を含めた発電事業と、小売事業を組み合わせた事業を展開するための準備を進める。
同社は7月28日、経済産業省資源エネルギー庁へ「特定規模電気事業開始届出書」を提出、受理された。