山陽電鉄、高齢者向けフリー切符発売…10日間乗り放題

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「山陽電車シニアパス」の券面イメージ。満70歳以上の人が利用できるフリー切符として8月1日から発売される。
  • 「山陽電車シニアパス」の券面イメージ。満70歳以上の人が利用できるフリー切符として8月1日から発売される。
  • 「山陽電車シニアパス」は10日間、山陽電鉄全線が自由に乗り降りできる。写真は山陽電鉄の電車。

山陽電気鉄道は8月1日から、高齢者を対象にした企画乗車券「山陽電車シニアパス」を発売する。

利用できるのは申込受付時点で満70歳以上の人。指定された利用可能期間内に限り、山陽電鉄の鉄道路線が10日間、自由に乗り降りできる。発売額は4000円で、利用可能期間(発売期間)は夏版が8月1日~11月30日(8月1日~9月30日)、秋版が10月1日~2015年1月31日(10月1日~12月31日)、冬版が2015年1月1日~4月30日(2015年1月1日~3月31日)。ただし秋・冬版の利用可能・発売期間は変更になる場合がある。

受付場所は山陽電車ご案内センター(明石)と山陽電鉄の主要駅。ご案内センターでは即日発行されるが、それ以外の受付場所は後日発行となる。申込時には運転免許証など本人確認用書類と証明写真を持参する必要がある。

山陽電鉄は「シニアパス」の発売により「少子高齢化が進行するなか、シニア層のお客さまにお気軽に電車をご利用いただくことで新たな外出機会を創出するとともに、当社沿線の活性化」を図りたいとしている。

《草町義和》

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