井原鉄道の神辺駅、8月から再び有人化

鉄道 企業動向
JR福塩線と接続している井原線の神辺駅。2年前に無人化されたが、利用者の増加などに伴い8月から再び有人駅になる。
  • JR福塩線と接続している井原線の神辺駅。2年前に無人化されたが、利用者の増加などに伴い8月から再び有人駅になる。

井原線を運営する井原鉄道は8月1日から、無人駅の神辺駅(広島県福山市)に再び駅員を配置して有人駅にする。

井原線は総社(岡山県総社市)~神辺間41.7kmを結ぶ鉄道路線。神辺駅ではJR西日本の福塩線に接続しており、JR駅としては子会社への業務委託により係員が配置されているが、井原線の駅としては2012年4月1日以降、無人駅となっている。

井原鉄道によると、子守唄の里高屋駅(岡山県井原市)前の乗車券販売所の終了により井原以西で乗車券の購入場所がなくなったことや、並行バス路線の事業縮小などにより井原~神辺間の利用者が増加しており、神辺駅の再有人化を求める声が高まっていることから、同駅に再び駅員を配置することにした。

駅員配置の営業時間は7時40分から17時まで。乗車券類の販売のほか団体旅行の相談なども取り扱う。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース