全日本空輸は、国際線貨物の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)を8月から引き上げると発表した。
ANAグループでは、燃油特別付加運賃を申請時点における直近1か月の航空燃油市場価格の平均に基づいて見直している。今回、6月の価格が1か月平均が1バレルあたり120.83米ドルとなったため、改定する。
8月からの燃油サーチャージは、日本~北米・欧州・中東などの長距離路線が現行より1kgあたり7円アップの127円、日本~シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシアなどの遠距離アジア路線が3円アップの91円、日本~韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなどの近距離アジア路線が2円アップの77円とする。