米国の自動車大手、フォードモーターは7月24日、2014年第2四半期(4‐6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は374億ドル(約3兆8085億円)。前年同期の379億ドルに対して、1.3%のマイナス。純利益は、13億1100万ドル(約1335億円)。前年同期の12億3300万ドルに対して、6.3%増えている。
好決算の大きな要因が、北米事業。第2四半期の北米事業の税引き前の営業利益は、24億4000万ドル(約2485億円)と過去最高。前年同期に対して5.1%増えた。
また、赤字が続いていた欧州事業も回復。第2四半期の欧州における税引き前の営業利益は、1400万ドル(約14億円)。3年ぶりに黒字を計上した。
フォードモーターのマーク・フィールズ社長兼CEOは、「ワンフォード計画が、20四半期連続で利益を生み出した。我々のコミットメントは、このペースを加速させることで、さらに前進すること」と述べている。