フォルクスワーゲン、独工場で ポルシェ カイエン 生産へ…2015年から

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VWグループのオスナブリュック工場に並ぶポルシェカイエンとVWゴルフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは7月14日、2015年夏からドイツ・オスナブリュック工場において、ポルシェ『カイエン』の生産を開始すると発表した。

現在、カイエンの最終組み立ては、ポルシェのドイツ・ライプツィヒ工場で行われている。その一部を、フォルクスワーゲングループのドイツ・オスナブリュック工場へ移管する。

ポルシェのライプツィヒ工場では、余った生産能力を、『マカン』や『パナメーラ』の増産に振り向ける。両車に対する需要は、世界規模で根強いことから、フォルクスワーゲングループは傘下のポルシェとともに、効率的な生産体制を確立していく。

オスナブリュック工場はもともと、カルマン社の工場だった。カルマン社は2009年春、経営破綻。フォルクスワーゲンは2009年11月、カルマンの債権者からカルマン本社のオスナブリュック工場を買収。カルマンのエンジニアも再雇用した。同工場の設備を改修し、2011年春から、『ゴルフ カブリオレ』を組み立てている。

フォルクスワーゲングループは、オスナブリュック工場に2500万ユーロ(約35億円)を投資する計画。2015年からのカイエンの生産に向けて、製造ラインを改修する。オスナブリュック工場におけるカイエンの生産台数については、年間2万台を想定している。
《森脇稔》

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