ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは7月14日、ドイツ・ライプツィヒ工場において、人員の採用を開始すると発表した。
今回の採用は、『パナメーラ』の車体の生産と塗装を、2016年からライプツィヒ工場に移管するための準備。現在、パナメーラの車体の生産と塗装は、フォルクスワーゲンのドイツ・ハノーバー工場で行われている。
ライプツィヒ工場において、一貫生産される車種は、パナメーラが2車種目になる。ポルシェは2014年2月、ライプツィヒ工場を拡張。『マカン』の一貫生産を開始したばかり。
今回のライプツィヒ工場の採用では、まず200名の高度な資格を持ったエンジニアを雇用する計画。今後2年間で、数百名規模での雇用を創出していく。
ポルシェは、「今回の採用に加えて中期的に、生産現場にも優れた人材を採用していく」と説明している。