防衛省の小野寺五典防衛大臣は、2015年度の概算要求で、『MV-22 オスプレイ』のようなティルト・ローター機の導入について予算計上する方針を明らかにした。
小野寺防衛大臣は、米海兵隊のMV-22 オスプレイに初めて搭乗し、米海兵隊のクアンティコ基地まで飛行した後、ティルト・ローター機を2015年度にも導入する考えを示した。
中期防衛力整備計画の中では、5年間に17機導入する計画となっている。2015年度の導入機数、機種などは検討中。
小野寺防衛大臣は「日本の領土である離島を含めた領土防衛について、速やかに自衛隊の隊員をそこに配置し、日本の国土を守るという役割にとっても、重要な装備」と述べ、ティルト・ローター機の整備を急ぐ構えを示した。