エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンは、エアバス・ヘリコプターズ製ヘリコプター『AS350B3e』を1機、ディーエイチシー(DHC)へ納入した。
納入した機体は、DHCとして初めてのエアバス・ヘリコプターズ機となる。現在運航している機体に加えて、空撮や人員輸送を始めとする多目的ヘリコプターとして事業運航する予定。
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパンのステファン・ジヌー社長は「製品とサービスの最善の選択肢を提供するヘリコプターメーカーとして、引き続き、訓練、運航支援、整備のトータルなアフターサポート体制により、顧客の安全運航を最大限支援する」と述べた。
『AS350』を含むエキュレイユファミリーは、国内では100機以上、世界では4500機以上が運航されている。これらの機体は、主に空撮、人員輸送、物資輸送、報道取材と、個人・VIP輸送機として使われている。
AS350B3eは、性能を強化した機体の一種で、ターボメカの新型Arriel 2Dターボシャフトエンジン、FADEC(フル・オーソリティ・デジタル・エンジン・コントロール)、エンジンデータレコーダを採用する。直接整備費の低減や、整備間隔の延長により就航率が向上している。
また、新しい内装のデザインにより新型内装パネルや高品質で快適なシートに改良が施されている。