ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは7月3日、ドイツのベルトランド社に対する出資比率を引き上げたと発表した。
ベルトランド社は、ドイツのエーニンゲンに本拠を置く。自動車産業や航空宇宙産業において、エンジニアリングを手がける企業。
今回、ポルシェは、ベルトランド社への出資比率を約4%引き上げたと発表。従来の25%から約4%高め、出資比率を約29%とした。
約4%分の株式は、ベルトランド社取締役会のDietmar Bichler会長とその一族が保有する一部を、ポルシェが取得した形。なお、Dietmar Bichler会長は引き続き、ベルトランド社の株式を保有する。
ポルシェのLutz Meschke財務担当取締役は、「これ以上、ポルシェはベルトランド社の議決権を取得するつもりはない。金融資産として、ベルトランド社の株式を保有していく」と述べている。