九州運輸局は6月26日、九州発着の「2013年度 長距離フェリー・主要離島航路 輸送実績」を発表した。
発表によると、九州発着の長距離フェリーの2013年度輸送実績は、旅客輸送が前年度比 4.7%増の149.9万人で、12年ぶりに増加に転じた。また、車両についても前年度比4.3%増の111.5万台で、4年連続増加となった。
九州発着の長距離フェリーにおける2013年度輸送実績は、(1)旅客については、前年度比4.7%増の149万8769人で、(2)車両については、前年度比4.3%増の111万4503台だった。
長距離フェリーとは、陸上輸送のバイパス的な旅客フェリー(本土~奄美大島~沖縄航路を除く)で、片道の航路距離が300km以上の航路をいう。全国には8社11航路があり、その内5社8航路が九州に発着している。
九州管内の主要離島航路の2013年度輸送実績は、旅客は前年度比2.0%減の323.6万人で、6年連続減少となった。車両は前年度比0.4%減の24.0万台となり、3年連続減少となった。
九州管内の主要離島航路における2013年度輸送実績は、(1)旅客は前年度比2.0%減の323万5881人で、(2)車両は前年度比0.4%減の24万0488台となった。
主要離島航路とは、九州の離島に開設されている旅客定期航路のうち、壱岐・対馬、五島列島、甑島、種子島、屋久島、奄美、沖縄と本土を結ぶ航路で、12社15航路が運航している。