楽天は、アジア最大のLCC(格安航空会社)であるエアアジアが日本で設立する、エアアジア・ジャパンに資本参加すると発表した。
楽天は、資本金70億円で設立するエアアジア・ジャパンに18%出資する。
エアアジア・ジャパンの親会社であるエアアジアは現在、アジア、オーストラリアにおいて18カ国208路線を運航しており、旅客人数は、就航開始以来、約2億2000万人に達している。
世界のLCC市場は、東南アジアで52%、北米や欧州では30%以上のシェアを持ち、今後も拡大する見通し。国内のLCC市場は、2012年3月から継続的に成長しており、今後もさらなる成長が予測されている。
楽天が運営する総合旅行サイト「楽天トラベル」は、国内最大規模となる2万9250の加盟宿泊施設数を持ち、国内17拠点、海外12カ国20拠点でトラベル事業を展開している。楽天は、エアアジア・ジャパンへの出資を通じて、成長する東南アジアを対象に、集客強化などの海外トラベル事業の拡大を目指す。