GSユアサは、2013年6月に稼働を開始した福島県の「いわきユアサ太陽光発電所」に続き、2か所目となるメガソーラーを建設すると発表した。
新発電所は、GSユアサの生産拠点の1つである群馬事業所内の遊休地に、出力容量1MWのメガソーラーを設置する計画で、今年7月に建設を開始し、2015年1月の運用開始を目指す。
今回のメガソーラーは、発電した電力を再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して東京電力に売電するだけでなく、停電時には非常用電源として、事業所内にも電力供給することが可能。さらにリチウムイオン電池を併設することで、夜間や雨天時にも電力を供給することができる。また、電気自動車用急速充電器を併設し、電気自動車やプラグイン・ハイブリッド車への充電を行うこともできる。
2013年6月に稼働を開始した「いわきユアサ太陽光発電所」の年間累計発電量は当初予想の1100MWhを超え、順調に稼働を続けている。GSユアサでは、メガソーラーの建設と運用を通じて、電力不足や地域社会の安心・安全に貢献するとともに、パワーコンディショナや大容量リチウムイオン電池など、再生可能エネルギー関連事業の技術力向上と新製品開発に役立てていく。