サッカーW杯ブラジル大会、1次リーグC組第2戦、日本代表は19日(現地)にギリシャと対戦。国内では20日7時キックオフとなり、警視庁などは渋谷駅前交差点(通称、渋谷スクランブル交差点)を中心に早朝から警備を強化した。
警視庁は19日、「2014FIFAワールドカップブラジル大会開催に伴う警備のお知らせ」という告知を出し、20日のギリシャ戦、25日のコロンビア戦の試合時間前後にかけて、スクランブル交差点の斜め横断を規制することを発表した。
20日のギリシャ戦直後の渋谷では、「渋谷スクランブル交差点は多くの人たちが行きかうため、たいへん混雑が予想されます。現在、代々木公園方面が比較的すいています」というアナウンスで交通整理を行う警察官の姿があった。
ギリシャとの闘いをスコアレスドローで終えた日本。肩を落として歩くサポーターたちを歩道で待つテレビ局の関係者の姿もあった。また、スクランブル交差点の駅側の一角には、メディア関係者だけが入れると見られる“プレスエリア”も設けられ、サポーター、メディア、一般の通行人を整理する警察の策も見られた。
同交差点には「日本代表のサポーターの皆さん、この付近に立ち止まりますと、混雑の原因となります。ゆっくりとお進みください」と促す“女性版DJポリス”の姿もあり、15日のコートジボワール戦のような混乱はなく、歩行者やクルマが行き交っていた。