岩谷産業の子会社、マレーシアのガス製造工場で運転開始

岩谷産業(本社・大阪)は、サラワク州ビントゥルのサマラジュ工業団地において設立した工業ガスのガス製造工場が営業運転を開始したと明らかにした。

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岩谷産業(本社・大阪)は、サラワク州ビントゥルのサマラジュ工業団地において設立した工業ガスのガス製造工場が営業運転を開始したと明らかにした。

イワタニ-SIGは、工業ガスの製造及び販売を行うため、2012年1月にシンガポール子会社イワタニ・コーポレーション(シンガポール)を通じて、マレーシアの工業ガスメーカーサザン・インダストリアル・ガスと合弁新会社イワタニ-SIG・インダストリアル・ガシズを設立。ガスプラントの第1期は、4月に運転を開始。すでに工業団地に進出している日系化学会社に対して供給を開始した。

岩谷はまた、第2期として空気分離装置を追加で設置すると発表。空気分離装置を設置することで、運転中のガスプラントのバックアップ、及びローリーなどによる販売体制を構築する。

イワタニ-SIG・インダストリアル・ガシズは今後、同工業団地内へのガス供給を行うと同時に、周辺地域のクチン、ミリ、ブルネイなどへも工業ガスの販売を進めて行く方針だ。

広瀬やよい

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