製陶会社の元役員が11日、資金洗浄や違法な預金移動によりクアラルンプール(KL)簡易裁判所で合計禁固1942年、罰金159.6万リンギの有罪判決を受けた。ザ・スターが報じた。
有罪判決を受けたのはアジア・セラミック・マーケティング社の元役員、リム・ロンユウ被告(43)で、自分の口座から会社の口座に違法に資金を移した件と犯罪に関わった資金を会社の口座に入金したというもの。合計472回の資金洗浄、9回の違法入金に問われた。
同じくアジア・セラミック社の役員、リョン・グアンユウ被告(47)も禁固138年、罰金18万リンギの有罪判決を受けた。
ただしそれぞれの罪状による刑が同時進行するため、禁固刑についてはリム被告は10年、リョン被告は2年で満了することになるという。