経営難に陥っているマレーシア航空(MAS)は10日、6-12カ月以内に経営再編計画を公表すると明らかにした。
MASの69%を所有する政府系投資会社カザナ・ナショナルのアズマン・モクタル社長は、MASの経営再編計画の策定方法に関しては明らかにしないと述べた。また、再編計画は政府の承認を経て実行に移されることになるとした。
「インベスト・マレーシア2014」に出席した同社長は、MASの経営再編を巡っては多くの調査が行われており、カザナ・ナショナルは主要株主として、また国民から集めた税金の管理者として適切に資金が割り当てられることを保証すると述べた。