マレーシア4月の輸出、前年比18.9%の増加 対日輸出も16.5%増

マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年4月の輸出高は663.7億リンギで、前年同月比で18.9%、前月比で2.2%のそれぞれ増加となった。

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)の発表(速報値)によると、2014年4月の輸出高は663.7億リンギで、前年同月比で18.9%、前月比で2.2%のそれぞれ増加となった。

輸入高は575.0億リンギで、前年同月比で5.0%、前月比で3.7%のそれぞれ増加となった。貿易高は1,238.6億リンギで、前年同期比で12.0%、前月比で2.9%のそれぞれ増加となった。貿易収支は88.7億リンギの黒字で、前年同期比で753.2%の増加、前月比では6.9%の減少となった。

4月の輸出先を国・地域別で見ると、シンガポールがトップとなり、2-5位は中国、日本、米国、タイの順。対日輸出額は72.2億リンギで、前年同月比16.5%の増加となった。液化天然ガス(LNG)、原油、金属製品、電気・電子製品の増加が影響した。1位だったシンガポールは前年同月比で11.5%、2位の中国が同13.1%、4位の米国が同17.1%それぞれ増加した。品目別では、電気・電子が216.8億リンギでトップ。それに精油製品、LNGが続いた。

4月の輸入は、中国が96.7億リンギでトップとなった。シンガポールが72.7億リンギで2位となり、日本は50.1億リンギで3位だった。品目別では、電気・電子が153.3億リンギでトップ。これに精油製品、化学製品が続いた。

今年1-4月の輸出高は2,542.2億リンギで、前年同期比12.8%の増加。輸入高は2,190.3億リンギとなり、同5.4%の増加となった。輸出先はシンガポールがトップで、中国が2位、日本が3位だった。貿易額全体は4,732.4億リンギで、9.3%増となった。

広瀬やよい

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