フィリピン武装組織、誘拐された2人を意外に厚遇

サバ州東部海岸で4月2日に発生したフィリピン武装組織による中国人女性観光客とリゾートのフィリピン人女性従業員の誘拐事件は、5月30日に2人が無事に解放されて無事落着したが、武装組織は約2カ月の間、2人を意外に厚遇したようだ。

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サバ州東部海岸で4月2日に発生したフィリピン武装組織による中国人女性観光客とリゾートのフィリピン人女性従業員の誘拐事件は、5月30日に2人が無事に解放されて無事落着したが、武装組織は約2カ月の間、2人を意外に厚遇したようだ。

リゾート従業員のマーシー・ダヤワンさん(40)によると、彼女と高華贇さん(29)はホロ島のジャングルのアジトに監禁された。食事は食品店で買ってきたフライドチキンが多く、美味しかったという。また4月8日の高さんの誕生日には何と、武装組織が特別な料理を買ってきて祝ってくれたという。

武装組織は2人に監視をつけたものの、暴力を振るうことは一切なかった。監禁中にダヤワンさんと高さんは仲良しになったという。
(ザ・スター、6月9日)

伊藤 祐介

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