リクルートライフスタイルは、「エイビーロード海外旅行調査2014」を発表した。
海外旅行に関する調査研究機関エイビーロード・リサーチ・センターが2013年に海外旅行をした18歳以上の男女を対象に、渡航者の実態を把握することを目的に調べたもの。
渡航先トップは引き続き「韓国」だが、前年よりさらにポイントを下げ、渡航率は15%だった。次いで多かったのは「台湾」、「ハワイ(オアフ島)」が同率(13%)2位で、ともにポイントも上がった。また、ヨーロッパや東南アジア、中南米・カリブ海なども人気が上昇している。
同行者別ランキングでは「ファミリー(親連れ家族)」、「友人」、「一人旅」の3部門で「韓国」がトップ。「ファミリー(子連れ家族)」、「夫婦」の2部門で「ハワイ(オアフ島)」、「カップル」では「グアム」が1位となった。「韓国」は全般に人気が低下して数値を落とす中、「一人旅」の割合は上昇している。
渡航先満足度ランキング1位は「東ヨーロッパ諸国」、2位が「その他西ヨーロッパ諸国」が入り、ヨーロッパで満足度が高い。3位は「タイ(ビーチリゾート以外)」、4位が「カンボジア」となった。
今後行きたい渡航先1位は依然として「イタリア」。2位が「フランス」、3位が「スペイン」でベスト3をヨーロッパが独占した。
2014年の海外旅行は、「行った」、「行きたい」人の割合が合計82%だった。この3年間、意向者は徐々に減少傾向にある。