ボーイング 、環境レポート2014を発表…787-10型機など環境対応姿勢を紹介

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ボーイングは、2014年度の環境レポートで、同社全体での環境への取り組みが着実に成果をあげていることを明らかにした。

今回の環境レポートでは、ボーイングが事業を運営する、世界各地の社員が居住する地域で、環境保全活動の拡大が進展していることも紹介している。

同社は、「第1次5年間削減目標」を達成した後、2017年までに温室効果ガス排出量、水消費量、有害廃棄物の生成を減らして埋め立て用に輸送するゴミの量を削減する新たな目標を設定。

環境レポートでは、環境面に配慮した事業と、利益性の拡大の両面を追求する企業運営を目指すボーイングが、バランスを保つために新たに設定した環境への取り組み目標を明確にした。

2014年環境レポートによると、燃料効率性の高い新型機777Xと、787-10型機のローンチや、世界初の全電気式衛星の製造などに代表される、環境性能の優れた製品を提供する姿勢を表明。また、水素燃料システムを採用するファントムアイが米空軍より実験機として認証されたことなどに代表される、環境性能を高める将来的な構想も紹介。

航空機塗装にソーラチューブを使用するなど、温室効果ガス排出量削減に向けた革新的な取り組み「グリーン・ディーゼル」など、持続性のある航空バイオ燃料の開発と実用化に向けた取り組みも説明している。

このほか、社全体で掲げる新目標の達成に向けた取り組みの実績と、環境改善に向けた社員の取り組みにも触れている。

《レスポンス編集部》

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