マクギネス優勝、TEAM無限がTT Zeroで史上初の快挙

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マン島TTレースのレジェンド、ジョン・マクギネス(John McGuinness)選手が4日、神電参(Shinden san)で勝利した。

記録は、19分17秒300(平均時速117.366マイル、187.79km/h)。自身が2日に作ったラップレコードをさらに更新した。

TEAM無限がTT ZERO Challengeクラスに挑戦して3年。その間を共に戦ったマクギネス選手だが、自身にとっても、マン島TTレースにおける21回目の記念すべき優勝となった。

昨年の同クラスで、マクギネス選手は神電貮(Shinden ni)を操り、わずか1秒672差で、2位に留まった。そのときの覇者であるマイケル・ルター(Michael Karl Rutte)選手、チームモトシーズ(MotoCzysz)のラップレコードは20分38秒461。

今回、昨年の覇者は参戦を見合わせたが、その記録を打ち破ることができるかというファンの期待は、より大きなものとなった。

同日10時45分(現地時間)、気温16.5度。青空が広がる絶好のコンディションの下、マクギネス選手が神電参で作った記録は、TT ZERO Challengeクラス最速のものとなった。その記録は、1999年のライトウェイトTT(GP250マシン)に匹敵する。

神電参は、TEAM無限が一から作り上げたオリジナルEVマシンだ。今回の優勝は日本のコンストラクター(マシン製造者)としても、初めて手にした優勝である。

《中島みなみ》

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