ドイツの高級車メーカー、アウディは5月30日、欧州向けの新型『A3』に「1.4TFSIウルトラ」を設定した。
アウディは欧州仕様に、「ウルトラ」をシリーズ化して、幅広く展開。優れた燃費性能を追求したのが、ウルトラシリーズの特徴。
新型A3に初設定となるウルトラは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」搭載車がベース。最大出力150psを発生する。なお、ボディタイプは、3ドアハッチバック、5ドアハッチバック、4ドアセダン、カブリオレの4種類が用意される。
ウルトラならではの変更点が、低転がり抵抗タイヤの採用、エアロダイナミクス性能の向上、車高の引き下げ、車体の軽量化など。
これにより、新型A3のウルトラは、欧州複合モード燃費21.3km/リットル、CO2排出量109g/kmの環境性能を実現。動力性能は、0-100km/h加速8.1秒、最高速220km/hの実力だ。