2015年度予算案、持続可能性に重点…10月10日に上程=ナジブ首相

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マレーシアのナジブ・ラザク首相
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ナジブ・ラザク首相(財務相兼任)は26日、2015年度予算案の協議会において、財政政策委員会(FPC)が中長期的な財政の持続可能性を確実にするための枠組み作りを進めていると明らかにした。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

2015年度予算案は10月10日の下院上程を予定している。

昨年6月に設立されたFPCでは物品・サービス税(GST)や補助金合理化などの財政政策について協議が行われてきた。

ナジブ首相は、今年の財政赤字を国内総生産(GDP)比3.5%に圧縮することを目標とし、2020年までにバランスのとれた予算を目指すとコメント。生活費上昇を受けて低・中所得グループの支援策に注力すると述べた。また、全ての国民に対して平等でより包括的な政策を作ると述べた。また、民間セクターに対して、経済活動の利益を給与に反映するという面で共有し、人材の誘致や開発、保持に繋げて欲しいと述べた。

マレーシアではGDPの39.2%が賃金となっているが、先進国では平均40%だという。

2015年度予算案は第10次マレーシア計画(10MP)の期間中で、最後の予算となるため、同計画に盛り込まれている、残りのプロジェクトやプログラムへの予算割り当てが予定されている。
千田真理子

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