NASCARスプリントカップシリーズの第12戦は5月25日、シャーロット・モーター・スピードウェイ(CMS)にて行われ、ヘンドリック・モータースポーツのジミー・ジョンソンがケビン・ハーヴィックを1.272秒差で抑えきり勝利することで、今季のスランプからの脱出に成功した。この勝利はジョンソンにとってCMSにおける7度目のもので、キャリアにおいては67度目。さらに彼のキャリアにおいて最も長い記録となる、今シーズンの11戦無勝利を解消することとなった。「今回は良いレースだった。これまで僕達の目の前にはチャンスがあったが、それをつかむことができなかったんだ。正直言って悪いレースもあったね」とジョンソンは語った。ジョンソンの後方にはハーヴィックが続き、マット・ケンゼスとカール・エドワーズが3位、4位、そしてスプリント・オールスターの勝者であるジェイミー・マクマーレイが5位となった。またスチュアート・ハース・レーシング(SHR)のカート・ブッシュはこの日、インディカーのインディアナポリス500マイルレースで6位に入賞したが、シャーロットのレースでは271ラップを走行した後、エンジンをブローさせてリタイアとなってしまった。40位のフィニッシュとなってしまったブッシュは「インディカーを運転した直後にストックカーのフィーリングを感じるという経験は、決して忘れることはないだろうね。本当にスペシャルな体験だったよ」と語った。コカ・コーラ600の結果(トップ10)1. ジミー・ジョンソン(シボレー)2. ケビン・ハーヴィック(シボレー)3. マット・ケンゼス(トヨタ)4. カール・エドワーズ(フォード)5. ジェイミー・マクマーレイ(シボレー)6. ブライアン・ヴィッカーズ(トヨタ)7. ジェフ・ゴードン(シボレー)8. ポール・メナード(シボレー)9. カイル・ブッシュ(トヨタ)10. ブラッド・ケセロウスキー(フォード)