フォードのトルコ合弁、新工場を開業…年産11万台

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フォードモーターのトルコ合弁新工場
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米国の自動車大手、フォードモーターは5月22日、トルコに合弁新工場を開業した。

この新工場は、フォードモーターとトルコのコチホールディングの合弁会社、フォード・オトサンが、トルコ北西部コジャエリのイェニキョイに建設していたもの。

新工場の建設には、総額5億1100万ドル(約510億円)を投資し、1年4か月をかけて完成。フォード・オトサンとしては、トルコ国内で 3 番目の自動車組み立て工場となる。

新工場では、フォードブランドの入門MPVの『トルネオ』と、小型商用車の『トランジット』の2車種を生産。年産能力は、最大で11万台を見込む。

イェニキョイ新工場の開所式には、フォードモーターのビル・フォード会長が出席。同会長は、「フォード・オトサンは、世界の自動車産業で、最も長期的かつ成功を収めている合弁事業のひとつ。この協力関係が今日、新たなマイルストーンを刻んだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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