JX日鉱日石、サラワク沖ガス田で開発移行を決定

JX日鉱日石開発は、JX日鉱日石マレーシア石油開発がサラワク州沖のラヤン油ガス田における開発移行を決定、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)より、開発計画の承認を得たことを明らかにした。

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JX日鉱日石開発は、JX日鉱日石マレーシア石油開発がサラワク州沖のラヤン油ガス田における開発移行を決定、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)より、開発計画の承認を得たことを明らかにした。

ラヤン油ガス田は、サラワク沖SK10鉱区にあり、現在生産中のヘランガス田の東方約8キロメートルに位置している。JX日鉱日石開発がオペレーターとして75%の権益を保有している。

JX日鉱日石マレーシアは、ラヤン油ガス田において、専用のプラットフォームと浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)を新たに設置するだ。2016年第2四半期に商業生産開始を予定。初期生産の日産量は、ガスが1億立方フィート、コンデンセート・原油が約7000バレルを見込んでいる。ラヤン油ガス田で生産する天然ガスは、液化後、液化天然ガス(LNG)として販売する予定だ。

JX日鉱日石開発は、マレーシアをコア事業国の1つと位置付けている。SK10鉱区を含む計7つの鉱区で事業を推進しており、今後もマレーシアにおける石油・天然ガス開発事業に積極的に取り組んで行く方針だ。

広瀬やよい

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