スズキは5月9日、2014年3月期(通期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は2兆9383億円(前年同期比+14.0%)、営業利益は1877億円(+29.9%)、経常利益は1978億円(+27.2%)、当期純利益は1075億円(+33.7%)。営業利益、経常利益、当期純利益の各利益額は過去最高となった。
四輪車事業については、国内売上高は『スペーシア』の好調な販売に加え、消費税率の引上げに伴う駆込み需要の影響もあり前期を上回った。また、海外売上高は欧州、インド、インドネシアなどでの増加により前期を上回った。
二輪車事業についは、売上高は為替影響や欧州での新型大型二輪車『V-Strom1000ABS』の発売等により増加。特機等事業も欧州での船外機の売上増加などにより、好調だった。
今期の業績見通しについては、売上高3兆円(+2.1%)、営業利益1880億円(+0.1%)、経常利益1980億円(+0.1%)、純利益1150億円(+7.0%)とした。