京浜急行電鉄(京急)は5月9日、2014年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。総額は約206億円。このうち約182億円を安全対策設備に投資する。
車両は新1000形を26両増備するほか、既存の2100形24両の更新・改造を行う。駅改良工事は日ノ出町駅と黄金町駅でホーム隙間・段差の解消を実施。駅舎の改修・改築も京急川崎・仲木戸・日ノ出町・金沢八景・堀ノ内・川崎大師各駅で行う。また品川駅と京急久里浜駅ではエスカレーターの新設を行う。
連続立体交差事業(連立事業)は、2012年10月に線路の高架化が完成した京急蒲田駅付近で引き続き駅舎や切替点の工事を進める。大師線の第1期地下化は、暫定整備区間である東門前~小島新田間の工事を引き続き実施する。