【日産 スカイライン 発売】車室内がコンサートホールのように

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日産・スカイライン
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日産『スカイライン』は、開発当初から、オーディオメーカーのボーズが参加することで、高いレベルの音響空間を実現した。

「開発の初期段階から加わることはとても大切だ」とは、ボーズ・オートモーティブマーケティングコミュニケーションマネジャーの別府真由美さん。日産からは「先代スカイラインをはるかに超えるシステムを」とのオーダーから、様々な提案を行った結果、スカイラインというクルマのイメージを合わせて、今回のシステムにつながったという。

特にこだわったのは、アドバンスドステージングテクノロジーだ。「録音された音のライトレフトの成分を精緻に5つに振り分け、独自の信号処理を行う。そうすることで、演奏者の立ち位置がわかるように聴こえてくる。例えば、ギターは左側で演奏して、ピアノは右側で演奏しているというイメージ」と別府さん。もちろん、ある一カ所のスピーカーからその音が出てくるということではなく、それぞれのスピーカーから独自の信号処理されたバランスで聴こえてくる。

スカイラインは14個のスピーカーを使って音響を作り上げている。「前方には8cmの中高音域のスピーカーをリッチに使っていて、ピラーにあるツイーターは高音域。ウーハーはサイドのドア左右にある。5つ中高音域がフロントにあることで、サウンドステージという音の広がりと、サウンドイメージという、それぞれの演奏者の音の輪郭がクリアになるように設置している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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