ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、5日に金市場で空売りの買戻しが大量に発生した影響で、金の価格が3週間で0.4%上昇した。
4月15日に記録した1,308ドル50にセントに続く1,305ドル60セントの高値となったが、日本と韓国、ロンドン市場ではその流動性は低いと見られている。
ウクライナ南部オデッサでは2日、大規模な衝突によって40名以上が死亡した。
経済や政治の不安定な時期において、金は安定した資産と考えられているが、先週2日には米国の雇用統計の影響によって1,276ドル60セントの値を付け、
さらにその日の夕方にはウクライナ情勢の緊張の高まりを受けて1.3%の上昇を見せたとエコノミックタイムスは伝えている。